

今回は純正水温計のリニア化をしました。
ほとんどの国産車の水温計は一度上がると、その後は全然動かないそうです。
水温計が実際の水温のように上がったり下がったりすると、故障ではないかとメーカーにクレームをつけるわけのわからない人が多いので、わざと動かないようにしているらしいです。
R32GT-Rの水温計はきちんと動いたそうですが、かなり高温を指していた為、オーナーから大丈夫なのか?という問い合わせがメーカーに殺到したため、次期型では動かないようにしたらしいです。
いくらサーモスタットやラジエーターがあっても、水温が全然上下しないのは不自然ですよね。
マツダロードスターの純正の水温計も、どんな走行状態の時でも常に真中を指していて、全然動きません。
そこで水温計裏の定電圧ダイオードをはずして直結すると、針がリニアに動くようになるというものです。
やり方は、まずはステアリングをはずします。はずした方が作業がやりやすいです。
純正ステアリングをはずす際は、エアバックが爆発すると危険なので、バッテリーのマイナス端子をはずして10分くらいしてから行ってください。コンデンサなどに貯まった電気を放電するためです。
ステアリングをはずさない場合も、メーターをはずすので、マイナス端子を外した方が良いでしょう。
エンジン停止状態です
温まってきた時約60℃です
低回転で70〜80km/h
くらいで走っている時です
約85℃です
クーリングファン停止
95℃です
クーリングファン作動開始
98℃です
同じ改造をして、ECUから信号を取り出して表示するデジタル水温計を付けた人の話ではクーリングファンは98℃で作動して、針が下がってきて95℃で停止したそうなので、98℃と95℃の針の位置は合っていると思います。
後で社外品の水温計を取り付けて確認した結果、以下のようになりました。
Cの位置 60℃(エンジン停止状態)
目盛り0/4 80℃
目盛り1/4弱 90℃
目盛り2/4 100℃
目盛り3/4強 110℃
目盛り4/4 120℃
Hの位置 140℃(振り切った状態)
だいたい合ってると思います。
某、イニシャルDの舞台になった日塩もみじラインを攻めてきましたが、20分くらいとばしても水温計の針は真中までしか上がりませんでした。
峠は涼しいのと、私のロードスターはメカドックのツインファンリレーをつけているからかもしれません。
へただから高回転をキープできていないだけかも?
8月の猛暑の時、同じくイニシャルDにでてくる塩那スカイラインを15分ほど全開で走ったら目盛り3/4(約110℃)を指しました。
同じ改造をした人がサーキットを走ったらメーターを振り切っていましたが、オーバーヒートはしていなかったそうです。
その時一緒に走っていた人の純正水温計は、真中を指して安定していたそうです。
ということは、その時約140℃以上だったと思われます。
ただし、純正水温計はオーバーヒートした時は、きちんとHを差すそうです。
この改造した水温計は140℃で振り切ってしまうので、本当にオーバーヒートした時はわからないので注意が必要です。
でも、振り切りそうになった時には要注意!!ということがわかるので、この改造水温計は充分役に立つと思います。
渋滞の時など、針がじりじり上がり、ファンが回ると針が下がってきてファンが停止する、のを繰り返しているのがよくわかります。
NBロードスターのサーモスタットは88℃で開き始めて、100℃で全開になるそうです。
低回転で70km/hくらいで走っていると、針が徐々に上がってきて92℃位まで針が上がった後、サーモスタットが開いてラジエターにクーラントが流れて充分に冷やされるので、88℃位まで下がります。
信号待ちが多い状態や、のろのろ運転の時はサーモスタットが開いても、そのまま針が上がっていってファンが回ります。
大体の水温がわかるし、走行状態によって針がちょこまかと動くのが見られて面白いので、とても満足しています。
これなら社外品の水温計はいらないかも?
ハンダゴテとワイヤーだけなので、コストパフォーマンスは高いです。
ただ、文字盤に温度の数字が表示してないのが残念です。
どこかのメーカーが文字盤をつくってくれるといいんだけどなあ。
計器メーカーの方、これを見たらぜひ、作ってください。
大ヒット商品になると思いますよ。
(追記)
後日、社外品の水温計を取り付けました。
センサーの取り付け位置が純正センサーの近くなので、かなり正確な水温がわかりました。
こちらをご覧下さい。
純正水温計改(リニア化)の水温
メーターユニットの透明のカバーをはずします。
フックで引っかかっているだけなので、マイナスドライバーで押すと簡単に外れます。
黒いメーターパネルをはずします。
これもフックで引っかかっているだけなので、簡単に外れます。
次にメーターフードをはずすのにじゃまになるステアリングコラムをはずします。
コラムの下側のビス3本をはずします。
ビスは手前側の2本がタッピングビスで、奥側の1本は普通のビスで種類が違うので、戻す時に注意が必要です。
コラムは上下2分割でつめで止まっているだけなので、コラムが分割してはずせます。
メーターフードは左右の下部(赤矢印)がツメで引っかかっているのでをマイナスドライバーでこじって、手前に引っ張ってはずします。
その他にも、金属のクリップ5箇所(黄矢印)でも固定されています。
フードの形状が先が広がっていてしっかりつかめないので、なかなかはずれません。
ゴムの手袋か、ゴムのぷちぷちが付いた軍手を使うと、はずしやすいでしょう。
メーターユニット前面のビス片側2本(合計4本)をはずすと、メーターユニットが外れます。
メーターユニット裏側の上部のコネクター3個をはずすと、メーターユニットが完全にはずせます。
コネクターは幅が広くて固いので、なかなかはずれませんが、中央上部のフックを押しながら引っ張るとはずれます。
これからは屋内作業になります。







水温計裏側の3本のビスを緩めて、水温計のみをはずします。
水温計の下側に小さな茶色の定電圧ダイオードがあるので、ハンダゴテではずします。
その代わりに銅線をはんだでコーティングした物でつなぎます。
ダイオードをはずしてしまうと無くしそうなので、片側のみはずして付けたままにしておきます。

